しらみとは、人間の頭髪や衣服に寄生して血を吸う害虫です。しらみに血を吸われてしまうと、蚊に刺されたような強いかゆみがあります。頭しらみといえば、昔はあったけど今もいるの?と思う人もいるのではないでしょうか。しらみは戦後に蔓延したので、イメージ的に不潔だからしらみに感染したと思われがちですが、現代のしらみは清潔にしていても感染するそうです。頭しらみの卵は、フケととてもよく似ているので区別が付きにくく、判定に困るかもしれません。
頭しらみの卵は、直径が0.5mm程度で黄色味を帯びた茶色の丸っぽい形をしていますので、見つけやすいそうです。頭しらみの卵はしっかりと髪についていて、抜け殻になると色は白いのでフケに似た形状です。フケは指でサッと取れますが、しらみの卵はフケのように指ですぐに取れることはないそうです。頭しらみの卵はしっかりとくっついていて、爪で引っかいても中々取れないという特徴があるそうです。フケは比較的地肌の近くにあり、頭しらみの卵よりも小さいです。
ポイントとして一番わかりやすいのは、すぐに取れるか取れないかですね。頭部の、両耳の上あたりから後頭部にかけて付きやすいので、発見もしやすいと思います。頭しらみやその卵を発見したら、潰して殺す、殺虫剤を使う、熱湯消毒をするのが基本です。布に付いたしらみは60度前後の熱にさらすと10分くらいで死にます。お子さんの使っているタオル、枕カバー、枕などは、熱湯に浸して消毒するようにすると効果的です。
完全に頭しらみを駆除できるまでは大変ですが、この方法を続けていくと、だんだんと頭しらみの卵の数が減ってきます。ぬいぐるみやクッションなどは洗えるものに関しては洗ったほうがいいですが、洗えない場合は、ビニール袋に密封して一ヶ月置くと頭しらみの成虫、卵共に死ぬそうです。しらみを発見したら、まず家族全員の頭部を調べます。寄生している人としていない人とは、布団やタオル、衣類などを共有しないようにして、洗濯物も完全に別した方がいいでしょう。